蝗祭
- hakusanjinja
- 7月20日
- 読了時間: 2分
本日は蝗祭(うんかさい)が斎行されました。

蝗とはイナゴのことで、夏から秋にかけておこる蝗害から作物を守り、田畑が台風などの水害に合わないように願う神事です。
本来は神事の際に奉納した御幣(竹に御神札を飾ったもの)を各町内の田畑に掲げ、豊作を願っていましたが、田畑の減少に伴い、町内によっては掲げる場所も無くなってしまったため、今は御神札のみを各町内に配っています。
しかし、いくら田畑が少なくなったとはいえ、私たちは必ず米などの農作物を口にして生きていますので、例えそれが町内で作る訳ではなくとも、その農作物が無事に育ち、私たちが食べるものが豊作となるようにと蝗祭の願いも変化してきました。
特に昨年より米価格の高騰もあるので、今年が豊作になるかどうかは、今まで以上に私たちの生活にも大きな影響があるでしょう。
蝗祭のあり方も時代と共に変化してきております。

本日は選挙日と重なったこともあり、各町内の担当の方は大変であったこととは存じますが、今回は特に今までとは違う風があり、時代の転換期であることを感じます。
選挙の結果が如何様になろうとも、日々の暮らしが少しでも良い方に向かうことを願って止みません。
次回の神事は8月24日(日)の御鍬祭となります。
また、8月15日には月並祭は斎行されますが、朝市は開催されませんので、お間違えの無いようお願い申し上げます。



































コメント