
天神祭
先日の寒さも少し和らぎ、温かな日差しの下で本日は天神祭が斎行されました。 天神祭は「学問の神様」と言われる菅原道真公を祀った天神社の神事ですが、道真公は短歌や武芸などにも精通されていた為、諸芸上達の神様としても崇められ、また雷除け、病気平癒など様々なご神徳のある神様とも言われています。 本年は新型コロナウイルスの影響により、入試や試験などにおいても様々な影響が出ている様ではありますが、まずは日々の暮らしに感謝をして、今できることを精一杯に行えば、必ずや道真公のご神徳も戴ける事でしょう。 菅原道真公もはじめは怨霊として恐れられていた様ですが、人々が懸命に崇め奉ることにより神格を現し、学問の神様として信仰される様になったとも言われています。真偽の程は定かではなかったとしても、「始めは悪いと思うような事でも、考え方や視点を変えて、その状況のなかで懸命に努力をすれば、いずれそれが良い結果に繋がることがある。」とは言えるでしょう。 今の悪い状況を嘆くのではなく、新たな可能性を探して努力することも、人生においてはまた必要な事ではないでしょうか。 皆様の益々の

左義長(さぎちょう)
本日は晴天の下、無事に左義長が斎行されました。 地域によっては「どんど焼き」「とんど焼き」などとも呼ばれるお焚き上げ神事で、古来より鏡餅には歳神様の力が宿っていると考えられており、お正月飾りや旧年の御神札、御守、書初めなどをお炊き上げし、その御神火で焼いた餅を食べると、今年一年の無病息災や家内安全、学業成就、諸芸上達等のご利益があると言われています。 左義長で焼いた灰(炭)には無病息災等のご利益があるとも言われますが、例年夏に行われている味美炭ぬり祭でもこの炭を混ぜています。本年は炭ぬり祭実行委員の味美ネットワーク会長が自ら昨年末に作成した注連縄から炭を採集されました。 昨年より未だ新型コロナウイルスが猛威を奮っていますが、本日無事に神事を斎行することが出来ましたのも、大神様のお恵みに依るものかと存じます。まずは皆様がこの一年無事に元気で過ごすことが出来、この状況が少しでも早く落ち着くことを祈念致しております。 また、明日は7時より月次祭が斎行され、今年最初の五の市も開催されますが、ご参列の際には必ずマスクを着用して頂き、体調には充分に留意の上で

あけましておめでとうございます
新年も早いもので一週間が過ぎようとしております。 昨年よりの新型コロナウイルスの影響で、この年末年始がどの様になるのか不安の中での準備ではございましたが、分散参拝にもご協力を頂いたこともあり、おかげさまで大きな問題もなく、ここまで来ることが出来ました。誠にありがとうございます。 今年は近年にない寒気が押し寄せてきて、足元から冷えるような日も多いので、お身体充分にご自愛くださいませ。 年末より新型コロナウイルスの感染者も増えており、緊急事態宣言が発令されるかという状況ではありますが、御祈祷は当面の間、9時30分から15時の間で30分毎に、1回の御祈祷につき1組ずつとさせて頂きます。日時によってはご希望に沿えないこともあるかとは存じますが、感染拡大防止の観点からも皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。また、御祈祷を受けられる方以外の同席は極力控えて頂くよう併せてお願い申し上げます。(※お子様の付き添いはこの限りではありません) また、本殿内は閉鎖的空間ではないため、常に外気が入り込み換気された状態となっておりますので、充分に暖かな服装にてご参列く