

年越大祓式
昨日12月29日には今年1年の罪穢れを祓う年越の大祓式が斎行されました。 罪穢れと言うのは、何も犯罪や悪いことだけではなく、普段の生活の中において、ついつい愚痴をこぼしてしまう事や、ネガティブな感情、時には思わず口をついてしまった悪口など、清い生活の中において不要な物の事すべてであり、それを新年を迎える前に人形へと移し、綺麗に祓ってから新年を穢れなき真新しい心で迎えようとするのが大祓です。 近年は新型コロナウイルスやウクライナへの侵攻による世界情勢の不安、円安による物価高と、何かと不安が付きまとう日々ではありましたが、反面、ワールドカップでの日本の活躍など、明るいニュースもありました。 新型コロナウイルスも嘆いているだけでは状況が良くなる訳ではありませんので、何が出来て、何をするべきかを考えて行動することが必要ですし、それも状況によって変化していくものだと思います。 何気ない当たり前の様な日常を当たり前とは思わず、無事である何事もない日々に感謝をしていきたいものです。 歳旦祭は1月1日0時より執り行います。 鏡開き・樽酒の振る舞いも予定しておりま


秋葉祭
昨日16日は秋葉祭が無事に斎行されました。 秋葉祭は火の静岡県浜松市の秋葉神社の御分霊であり、火の神様である火具都智神(かぐつちのかみ)をお祀りした秋葉社の神事です。 このお祭りでは神事の前に篝火を焚いてから斎行となります。 白山神社の主祭神の一柱でもある伊邪那美命(いざなぎのみこと)が最後にお産みになりましたのが火具都智神で、火産神(ほむすび)とも呼ばれる神様です。 冬の時期は乾燥しやすく、昔から火災など火に依る災いが多くあったことから、この味美地区でも秋葉信仰が篤かった様です。 煮炊きや暖をとるなど、普段の生活には欠かすことの出来ない「火」ではありますが、一歩間違えれば火傷や火災などの禍ともなります。 同じ物を扱うにしても、扱い方次第で良し悪しが変わってしまうことがあります。普段から気を抜くことなく、細心の注意を払いながらも火の有り難さを感じる必要があるでしょう。 特に年末は慌ただしくなることもあるので、気を引き締めて良い新年を迎えたいものです。 今月25日(日)は年内最後の五の市が開催されます。 お正月の準備の品を揃えるのにも良い機会かと思


しめ縄づくり体験
師走となり各地では雪の便りも聞かれる様になりましたが、先日12月3日(土)は毎年恒例の味美ネットワーク主催によるしめ縄体験が行われました。 藁を叩いて柔らかくしたり、芯を抜き取ったりしてから、編み上げ、整え、飾り付けをします。 初めて参加の方も多かったようですが、氏子総代や味美ネットワークのメンバーがサポートして一緒に作って行きました。 藁を編むなど、力仕事もありましたが、みんなで協力してそれぞれのオリジナルしめ縄を作り上げることが出来ました。 お正月の準備がひとつ出来ました。皆さんに良い新年が訪れます様に。 次回神事 12月16日 19時 秋葉祭