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蝗祭

本日は蝗祭が斎行されました。

「蝗」は「うんか」と読みイナゴの事です。この神事においては稲に付くすべての害虫を意味し、害虫による稲の被害が無い様にと豊作を祈願するお祭りです。地域によっては「虫祭り」や「除蝗祭(じょこうさい)」などとも呼ばれていて、神事の時期や方法は異なる様ではありますが「害虫による稲の被害がなく、豊作を祈願する」ことは共通する様です。

この神事での特徴は各町内会の区長が竹筒を持って本殿に参進することで、古くは夜間に田んぼで松明を掲げて害虫をおびき寄せていたことに由来しています。

現在では松明を灯すことはありませんが、神事の際にご祈祷したお札を各町内に配り、掲げていただきます。

時代や暮らしは変われども、豊かな暮らしを願うことは昔も今も変わらぬことですね。

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