

春日祭
先週までは花見で賑わっていた境内・二子山公園の桜も葉桜となり、若々しい薄緑の葉を付けております。若葉が目に優しい季節となりました。小さなサクランボもちらほらと実を付けております。朝晩は冷え込むとは言うものの、日中は日差しを浴びていると、暑ささえも感じるくらいです。 さて、4月16日(月)は春日祭が斎行されました。春日祭とは春日大社のご分霊で、当神社の御祭神の一柱でもあり国土建設・武勇・出世の御神徳のある天児屋根命(あめのこやねのみこと)をお祀りした神事です。 天児屋根命は天孫 瓊瓊杵尊と共にこの国に降臨され、古き日本を開拓し、国土の発展にご尽力された神様です。また、後に大和朝廷の祭祀を司った中臣氏の遠祖ともなりました。古くは白山神社の西方にある春日山古墳にあった春日社に祀られておりましたが、大正7年(1918年)に白山神社に合祀されました。秋季例大祭の際に行われている御旅行列も、寛延時代(1748年)までは春日山古墳まで渡御していたことからも、古くより当白山神社との繋がりが強かった神様であると言えるでしょう。 5月の神事・催事 1日(火) 月次祭


卯月朔日新年度
本年も早くも3ヶ月が過ぎ新年度となりましたが、本日4月1日は白山神社でも月次祭が斎行されました。 少し前と比べても随分と温かくなり、本殿の向こうから昇る輝かしい光の下で、新年度最初の月次祭も無事に斎行され、多くの方々にもご参詣頂きました。 なお、月次祭は毎月1日と15日に7時より斎行されており、どなたでもご自由にご参詣頂けます。 今年は例年よりも早く、昨年に比べると2週間ほど早く境内の桜が二子山公園の桜と共に満開となりました。 この境内の桜の多くは献木されたもので、明確な時期は不明ながらも、献木記念碑には「御大典記念」「献木30本」「明治23年生一同」と記されていることから、昭和天皇の即位にあたって1928年(昭和3年)頃に明治23年生まれの方々によって植樹されたものと思われます。 それから既に90年が経とうとしているわけですが、長い年月をかけて美しい桜の花が、毎年私達を楽しませてくれております。開花のピークは過ぎましたが、これからまだ暫くは淡いピンクの桜と新緑の美しい葉桜が楽しませてくれます。 昨日も安産祈願にお越しの方が、お祭りの際の巫女とし