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白山開山祭

いよいよ本年も残り半分。下半期がスタートしました。

本日、白山神社では月次祭の後に、小雨がぱらつくなかではありましたが、氏子総代の方々を中心にしめ縄作りが行われておりました。地域の方々に支えられるお宮として、皆様方のお力添えには本当に頭が上がりません。

各地の山々では本日が夏山の開山日というところも多いのではないかと思います。

白山神社のご祭神である菊理比咩命は加賀(石川県)の白山(ハクサン)に鎮座されており、別の名を白山比咩命(シラヤマヒメノミコト)と申します。

白山は冬は多くの雪に覆われ、雪解けとともに春にはその多くの水が様々な命を育み、夏の山上では白山由来の花であるハクサンフウロやゴゼンタチバナ、クロユリなど、様々な草花に彩られたお池めぐりを楽しんで頂くことができ、古来より福井・石川・岐阜を中心とした麓の人々の暮らしを支えて来た恵みの山です。その恵みに感謝し、その恩恵を更に得ようと願うことから、白山のお社は白山比咩神社を中心に全国で約3000社と信仰の広がりを見せてきました。

地球全体の約7割は水で出来ており、私たち人間の体の約7割も水で出来ています様に、我々にとって水は欠かすことの出来ない大切なものであるため、我々の生活を豊かにしてくれる水の恵みに感謝をする事は自然の流れであったと想像に難くありません。

そんな感謝の恵み多き白山奥宮でも本日7月1日に夏山開山祭が斎行され、8月末の夏山閉山祭まで全国から多くの登山者が集いますが、養老元年(717年)6月8日に泰澄大師という越前(福井県)の僧侶が初めて登頂(開山)して白山比咩命をお祀りしてから、1300年記念の縁起年となります。全国の白山神社の氏子の皆様方は山上室堂にあります参籠殿(サンロウデン)にお泊り頂くことも可能です。山頂から拝む御来光は神々しささえも感じることでしょう。

白山比咩神社や白山市を中心に様々な催しが開催されておりますが本年8月9日は1300年前に泰澄大師が登頂した旧暦の6月18日にあたり、奥宮では奉祝祭が斎行されます。

先日、夏山開山祭に先駆けて白山奥宮登拝をさせて頂きました。山頂近くはまだ雪に覆われているところもございましたが、それでも新たな草花の芽が出ており、力強い生命の息吹を感じました。

この開山1300年の特別な記念となる縁起年に「白山に登拝してみたい」と言う方はご案内させて頂くことも出来ますので、ご希望の方は当白山神社までお気軽にお問合せ下さいませ。

白山神社 

電話 : ​0568-32-0012   

白山比咩神社年間祭事行事カレンダー

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