

天神祭
先週1月25日(金)は天神祭が斎行されました。 天神祭は北野天満宮の御分霊で、学問の神様である菅原道真公をお祀りした天神社の神事です。 道真公は幼少の頃より書道や和歌、漢詩などにも優れ、政治においては右大臣に任命されるほど知性にあふれ、文学に優れた方でした。 天神社には諸芸上達や学力向上の御神徳があり、学生や受験生を中心に受験の合格や諸芸上達を願う方々に篤く信仰されております。 また、境内には天神様の使いである丑も祀られており、受験合格を願う奉納旗も奉られていますが、合格祈願・学問成就のみならず、病気平癒の御神徳もあり、丑の足や背中などを自らの身体の悪い場所と同じところを撫でながら、お詣りをする方々も多くいらっしゃいます。 お詣りさえすれば望みが叶うかと言えばそうではありません。お詣りは神様への日頃の感謝と願うごとを叶える為の決意表明です。 白山神社の御神徳は縁結び・和合です。その努力が伝われば必ずやその願い事とのご縁は結ばれることでしょう。 明日2月1日(金)は7:00より拝殿前にて月並祭が斎行されます。 どなた様にも御列席頂けますので、ご都合


左義長
昨日1月14日は左義長が斎行されました。 古来より鏡餅には歳神様の力が宿っていると考えられており、お祓いをしたお正月飾りや旧年のお神札、書初めなどをお炊き上げし、その御神火を以って焼いた餅を列席者の方々にも召し上がっていただき、無病息災と家内安全、学業成就、諸芸上達等を祈念致しました。 無事に神事が行われましたのも、大神様のご加護と皆様方の御心の賜物かと存じます。 この左義長の灰(炭)には無病息災等のご利益があるとも言われ、味美炭ぬり祭でもこの炭を混ぜています。 左義長の由来については所説はありますが簡単にまとめさせていただきます。 左義長(さぎちょう) 元来は宮中行事に由来しており、貴族が正月に行っていた打毬と言う毬を打ち合う遊びで使われた杖「毬杖(ぎっじょう)」を三本重ねて飾り燃やした事から「三毬杖」と呼ばれる様になったそうです。 そしてそれがいつしか民間にも伝わり、毬杖の代わりに正月飾りや旧年の御神札、縁起物、門松、書初めなどを炊き上げる様になり、神事の火で焼いた鏡餅を食べることによって大神様のご神徳を授かり、この一年が無事健康に暮らせる様