天神祭
先日の寒さも少し和らぎ、温かな日差しの下で本日は天神祭が斎行されました。
天神祭は「学問の神様」と言われる菅原道真公を祀った天神社の神事ですが、道真公は短歌や武芸などにも精通されていた為、諸芸上達の神様としても崇められ、また雷除け、病気平癒など様々なご神徳のある神様とも言われています。
本年は新型コロナウイルスの影響により、入試や試験などにおいても様々な影響が出ている様ではありますが、まずは日々の暮らしに感謝をして、今できることを精一杯に行えば、必ずや道真公のご神徳も戴ける事でしょう。
菅原道真公もはじめは怨霊として恐れられていた様ですが、人々が懸命に崇め奉ることにより神格を現し、学問の神様として信仰される様になったとも言われています。真偽の程は定かではなかったとしても、「始めは悪いと思うような事でも、考え方や視点を変えて、その状況のなかで懸命に努力をすれば、いずれそれが良い結果に繋がることがある。」とは言えるでしょう。
今の悪い状況を嘆くのではなく、新たな可能性を探して努力することも、人生においてはまた必要な事ではないでしょうか。
皆様の益々のご健勝と、ひと時も早く以前の様な平穏な生活が迎えられることを祈念致します。
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